5月2日の日記

2004年5月2日
仕事帰りにしこたま飲んでいい気分になり
帰宅したら無性に寂しくて彼に電話をした。
電話を持つ手が震えながら。
11時半近かったから。
家にいるだろうとわかったから。
電話をする事にもおびえている自分を悲しくなり
それでも衝動を抑えきれずにコールした。

数回目のコールで彼が出た。
「何事?」
第一声はそうだった。

別になんでもない。
何かあったの?
寝てた?
寝てるよ。
ごめん・・・。
電話するから。

そう言ってこちらの返事も待たずに電話は切れた。

それから3日後彼から電話が来た。
この前は何よって笑いながら。
別になんでもないの。怒ってる?
そう言うと
「怒ってるんじゃないよ、呆れた」
そう言われた。
先日父親が亡くなったばかりの彼は
危篤状態が続いていた彼は
夜中の電話はオヤジが死んだかと思ったと言うくらい
ビックリしたものだったのかもしれない。
これで夜は電話切って寝れると言ってたから
彼氏なんだから電話したっていいじゃない
言い訳は色々とあるけれど
言い訳をしなきゃならない自分が哀しい。

その夜彼にメールをした。
だって酔ったら電話したくなっちゃったんだもんと。
彼からはそれっきり返事も電話もない。

ゴールデンウィークの頭は私は仕事よと言うと
でも夜は空いてるんでしょと言ってたけど
きっとまた会えない。
もしかするともうずっと会えないかもしれない。

彼は私のいない生活に慣れてしまったから。

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MK

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