今日の日記

2003年12月24日
彼からはまた電話が来るようになった。
しばらく来なくてもイライラしなくなった。
時間が出来たらきっと来るわと思っていると
電話が来てほらねって思えるようになっていた。
この前もその前も特に約束をしてたわけではなく
たまたま彼が仕事で遅くなったから会えたんだけど
それでも私はとても嬉しかったし幸せだった。

それからしばらくして彼が食事に行こうと誘ってくれた。
最後に会ってから1ヶ月半近くが経ってた。

この日始めて彼が離れてた時の話をした。
あなたが別れましょうって言ったんだよ。
スキーの板まで返してきてどうしてやろうかと思ったよ。
ずっと離れていたのに他に男作らなかったのはどうして。
そんな話をして彼が私に言った。

また昔のように戻る?
また辛い思いをするけど大丈夫?
会社興したいからお金もないよ?
忙しいからなかなか会えないよ?
我慢できるの?
今までよりもっともっと辛い思いをするよ?
それでもいいの?

久しぶりに聞いた彼の優しい声だった。
私は嬉しくて泣き出しただただうんと頷くだっだった。
それでも出来る事はするから
困った事があったら言うんだよ
そんな彼の言葉が嬉しくて涙が止まらなかった。


5月の終わり頃会社でトラブルがあった。
現場の人と少しもめ嫌な思いをした。
たまたま出た送別会の二次会で同席になった現場の人に
気安く声を掛けられたがどうしても馴染めず
知らん顔を決めていたら相手がキレた。
生意気だのなんだのと言われレモンを投げつけられ
行かなきゃ良かったなと思った事があった。

それから数日後彼から電話が来た。
あなたこの前誰某に会ったでしょと。
送別会の会場で彼の友達に話しかけられた。
彼と知り合いなんだって?
同級生なの?
どんな繋がりの知り合いなの?
奥さんと知り合いなの?
じゃあなんで彼を知ってるの?
苦し紛れに出た返事は知り合いの知り合いですだった。

そんな話を彼にするとふざけんなよと笑ってた。
彼にもしつこく聞いてきたらしい。
そして「あなたこの前何かあったでしょ」と言われた。
彼はその友達からレモンの時の話を聞いてたんだ。

私は何も言わず黙っていると
現場のやつに私がお前とか言って
水割りを掛けられたと友達から聞いたらしい。
私が人をお前と言う事は考えられないから
おかしな話だと思うんだけど何かあったのかと聞かれた。
仕方がなく実は話しかけられて相手にしなかったら
生意気だと言われたまたま他の知り合いの人に
ちょっと取ってもらえるかと言ったら
その話し掛けてきた男がレモンを取って投げてきた。

そう話すと彼は相手にされなくて腹が立ったんだろうと言いながら
会社の人なのだからイヤでも付き合わなきゃいけない時もある。
だから最初から行かない方がいいと言ったんだ。
大体そんな事があったのにどうして言わないんだ。
そう言われて私は迷惑掛かるかと思ってと答えると
彼の友達が会社で私と話していたのをレモンの男が知り
どういう知り合いだのどこのやつだの
しつこく私の事を聞いてきているらしい。
彼の友達は悪い子ではないし自分の友達の知り合いだと答えると
友達って誰だよどこのやつだよと
まるで中学生のような事を言い出したらしい。

彼がそれを友達から聞き
自分はここにいるから話があるならいらっしゃいと
そう言っといたと私に話した。
よほどその友達にあれは俺の女だから
ガタガタうるさく言うなら相手になると言ってやろうと思ったが
となると私が不倫しているとまた噂になり
それは困ると思ったから我慢したと言ってた。

そんな事があったらまず先に自分に言いなさい
どうして黙っていたの
誰がなんと言おうと自分はあなたの味方だから
ちゃんと何でも話してくれなきゃダメだよ
そう言った彼の言葉に嬉しくて涙が溢れた。
あぁやっと仲直りできたんだって実感できた。


以前彼と喧嘩をした事がある。
クラブに来た客に悪ふざけをされ
ストッキングを破かれた事がある。
なんだか自分が惨めで悲しくて泣いてしまい
その客と一緒に来た人もひどすぎると同情してくれ
店の子達も人間として最低と味方してくれた。

帰り道惨めで悲しくて彼に電話をし
留守番電話にワーワー泣いた事があった。
翌日心配して掛けてきた彼に
実はこんなことがあってと言うと
そんな事かと言われてショックを受けた事があった。

慰めてくれると思ってた。
ひどいねと言ってくれると思ってた。
でも彼は仕方ないねと言っただけ。
それがとても腹立たしかった。
数日後そんな事で喧嘩になった。
あなたそんな事でどうするのと言われた。
こんな事されちゃったよと笑えるくらいでなくてどうすると。
だったらどうしろって言うんだ。
じゃあ店を辞めるのか?
その客を訴えるのか?
俺がそいつを殴れば気が済むのか?
そんな事を言われて喧嘩になった。

私が過去の不満をつづって送ったメール。
その中にそれを書いた。
あなたはあの時ああ言ったけど
あれがあなたの奥さんでも同じように言えたかと。
それに対しての彼の返事は
自分の嫁がこの仕事をしていたら同じように言った。
あなたが選んでしている仕事で起きたトラブルを
回避するために仕事を辞めるわけにはいかないし
その客を訴える事もしないと言う以上
そう言う以外にどう言えと言うんだというものだった。

今は彼の言葉はとてもよくわかる。
私が生活のためにしている仕事を彼は尊重してくれていた。
仕事を辞められない私にその場の同情で言葉を掛けたら
私は仕事に行くのがイヤになっただろう。
私にとって仕事は生活の糧であり
プライド云々の問題などはその次の問題。
その認識が甘いと彼は私を叱ったんだと。
現にこのレモンの時私はたいしたことではないと彼に言った。
だからこそ彼は私を認めて外野を黙らせる事をしてくれたと思う。
このとき私が同じようにぐずれば彼は
じゃあ会社辞めるのかそいつを訴えるかと
それしか言えなかったんじゃないかと思う。


それだけにこの時の彼の言葉はとても嬉しかった。

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MK

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