今日の日記

2003年10月5日
それからも喧嘩しいしいだったが仲良くはやってた。
ところが私と付き合い出してからと言うもの
暇さえあれば私の家に来たり夜も会っていたので
そのツケも回ってきたのか仕事をガチッとしなきゃならないと
だんだんと会える日が少なくなってきた。

今までは6時にはピッタリ終わってた仕事も終わらず
時間を見ては電話もくれはしていたが
明日昼間行くよという約束がダメになることが増え
週に3回も4回も会っていたのが週に1回10日に1回になり
私は彼の体をいたわる事や忙しい中電話をくれる喜びよりも
どうして電話くらい出来ないんだ
やっぱり子供が出来たから私が邪魔になってきたのか
そんな不安にばかり駆られるようになり
彼の事が知りたくて知りたくて
彼の気持ちが知りたくて知りたくて
1人でイライラカリカリする日が続いたいた。

彼と知り合ってからPCを買った。
それを見た彼も欲しがり中古を探して彼は買った。
何もわからない彼だったのでプロバイダーの申し込みから
メールアカウントの設定までもみてあげて
背景の入れ方からサウンドの入れ方までも
色々と調べては教えていたりした。

イケないことだとはわかっていた。
それでもどうしても気になって気になって仕方なく
私は彼のアカウントをこっそり作り
彼のメールを盗み見する事を度々してしまった。

そんなある日彼が知り合ったメル友の女性と
会うことを知った。

携帯のメルアドの交換はしていなかったのか
彼とその女性はe−mailのやりとりで
待ち合わせの約束をしてた。
どうしても気になって仕方なく
店の女の子に事情を話すと一緒に行ってくれると言うので
店に行く前に2人で待ち合わせ場所に向かった。

会うと言っても映画を観に行くようだった。
彼とよく行った映画館だった。
その場所を観ても彼は見付からず時間的にも
もう入ってしまったかねと話していたとき
道路の反対側を歩く彼の姿を見つけた。
振り返って笑いかけた先には背の小さな女性が居た。
歩く方向から言って多分彼と映画に行く時には行ってた
割烹居酒屋にでも行ったんだろうとわかった。

店の子が追いかけてくれると言ったのだが
もうこれ以上は惨めだからイヤだよとそのまま店に出た。

店に出たって仕事など手に付かない。
ついつい酒を飲み辛くって控え室に行くとママがいて
思わずママに抱き付きワーワーと泣いてしまった。
ママはビックリしてどうしたのかと聞いてきて
実は彼が今女の子と映画観てるんだと言うと
男ってのはたまにはそういう事をしちゃうものよ
それでもあなたの事を嫌いになったってわけじゃないでしょ
心配しなくても大丈夫よと慰めてはくれたが
そんなセリフは空々しくて心は癒されなかった。

ひとしきり泣くとママが彼に電話をして
店に呼んでやると言い出した。
初めて会った女と映画を観てそのまま
どこかに行くような男ではないと思ったが
絶対ないとは言い切れないわけで
ママに任せていると電話を掛けていたっけ。

電話をしたが彼は出なかった。
仕方がないねまだ映画やってる時間だしと言ってると
それから間もなく彼からママに電話が入った。

ママがたまには飲もうよおいでよと言ってた。
しばらくしてママが私の元に来て
彼がこれから来るって言ってたと言われた。
時間的に映画が終わってすぐの時間だった。
映画だけ観て別れたのは容易に想像が付いた。
そして彼はママと約束した通り店に来た。

私が彼の横に座り前にママが座り他愛もない話をし
店が終わって彼と一緒に店を出私の車に乗った。
黙っていようかどうしようか。
彼は私には映画館と反対の方向に仕事で行くと言ってた。
それも聞きもしないのに前日会ったときに。

私今日店の事××に行ったんだ
そこであなたを見たわ

そう言うと彼は自分じゃないと言いだした。
カッとなってあなたを見間違えるわけないじゃない
女と一緒に歩いてたじゃないと言うと
女なんかと歩いていない
自分はそんなところに行っていないと言い張る。

女はこれこれこういう服を着ていた。
あなたとこうして歩いていた。
そう言うとあれは友達だと言い出し
またしばらくするとあれは女房だと言い出した。

あなたの女房の顔は知らないけれどあなたの話しから
大体の想像は付く。
女房かどうかくらいの区別は私には付く。
私と別れたくて他の女と会っていたのかと言うと
そんな気はまったくない別れない
そう言って彼はやっと話し始めた。

知り合いの女の子だと言った。
ここで結婚して関西に行くから最後に食事でもと言われたから
映画ならば喋る時間も少なくて済むし行ってきたと話した。
店に行った時間から差し引いてくれればわかるだろうけど
映画観てそのまま帰ってきたんだ。
誓って何もしていないし何もする気にもならない女だったと話した。

この日は私の誕生日の2日ほど前の事だ。
誕生日には記念になるように映画を観ようと言ってくれてた。
せつかくだから記念になるような映画を観よう。
そうだ興行成績が抜群の「千と千尋の神隠し」を観よう。
そう言ったのは彼なのに彼はその女とその映画を観てきてた。

私と見ようって言ってたくせに。
思い出になるようにってあなたが選んだくせに。
ボロボロ泣きながらそう言うと彼は
ただただ私に謝り泣かないでと言ってきた。

彼が知り合いだと言う以上メル友だろうとは言えなかった。
何で知ってるかと聞かれたらその理由はとても言えない。
メールのやり取りをしていた事は自分で言ってた。
そのメールを見せてもいいよとも言ってた。
その時に見せてもらえばよかったんだ。
少なくとも彼が私と別れる気などサラサラない事はよくわかったし
知り合ってから会うまでに1年近く経ってたらしいって事も
話しの流れから読んで取れたから
それほどその女に興味がないって事もわかったし。

だけど私は大人ぶって見せろとまでは言えなかった。
この際だから言いたい事聞きたい事を言えば良かったのに
聞けばよかったのに言葉を飲んだ。

私が泣くのをやめた頃彼が色々と話してくれた。
ママから電話が来て店には来たものの
まともに私の顔が見れなかったと言ってた。
言われれば確かに彼は私の方を見なかったっけ。
だから私が泣いた後の顔をしてた事にも気付かなかったんだ。

抱き締めてくれと頼んだ。
こんなときにそんな気になれないと言われた。
こんなときだからこそでしょと言ったら抱きしめてくれて
別に何もしていないんだよ
時間的にわかるでしょと言いながらも
ごめんとひたすら謝ってくれた。

翌朝珍しく彼から電話があった。
「ご機嫌いかがですか」
だって。
何がよと言ったら昨日あんなことがあったから
ご機嫌伺いだと言うので笑ってしまった。
今日はこれからどこそこに行くよと言い
誕生日は楽しみにしていてねと言って電話は切れた。

そのまま過ごしていれば良かったんだ。
誕生日も楽しく過ごせ付き合ってから毎年恒例になってた
スキー旅行の予約も入れたように行かれたんだ。
だけどどうしてもその後が気になって
私はまたメールを盗み見してしまった。
盗み見たメールは例の女性からで
とても楽しかったとかご馳走さまでしたとか
とてもいい人だったとか書いてありその後
「先日お話しした友達紹介しますね」
と書いてあった。
彼はその女性に誰か紹介してくれと言ってたんだと知り
目の前が真っ暗になった。

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MK

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